NHK NEWS WEB:踏切事故で異例の対応 はねられ死亡の会社員を書類送検

記事要約

去年、東京・板橋区徳丸の東武東上線の踏切で当時28歳の酒に酔った会社員が、下りていた遮断機をくぐって線路に立ち入り、急行電車にはねられて死亡した。警視庁は会社員が立ち入ったことで、重大な事故が起こるおそれがあったとして、先月一日、会社員を過失往来危険の疑いで容疑者死亡で書類送検していた。徒歩で立ち入った人の書類送検は過去に例がないそうだ。

疑問

28歳で下りていた遮断機をくぐるほど酔ってしまったのはどうしてであろうか。そんなに酔うまで会社員が飲んでしまったのは何か原因があるのではないだろうか。

考え・主張

同記事内には、遺族団体代表の加山圭子氏の今回の書類送検への疑問が書かれているが、私は警視庁が会社員を書類送検したことに賛成である。酔っぱらっているとはいえ、下りている遮断機をくぐることは本人にとっても、電車の乗客にとっても危険なことである。むしろこの件を書類送検しなければ、「酔った状態で危険なことをしても罪に問われない」といったような前例ができてしまう可能性がある。(もちろん、明らかに危険な場合は別である。)
また、記事内には「踏切事故 無理な横断が判断」といった見出しもある。踏切事故をなくすためには、無理な横断をさせない工夫も必要であるが、人々の意識のあり方を変える必要こそがあるのではないだろうか。

その他

特になし。